為替相場を決める外国為替市場とは2
為替相場を決定する外国為替市場には、
銀行間市場と対顧客市場の2種類があります。
この2つは、簡単に言えば、
卸売りと小売の関係で、
銀行間取引では、通常100万ドル単位での取引になり、
銀行や外国為替取引のブローカー、通貨当局が中心となり取引を行います。
要はお金の卸売り市場と同じです。
個人がここで100ドル買いたいといっても無理なのです。
そのため為替を取り扱う外国為替市場も、
例えば青果市場といった他の物品の市場と同じように
卸売市場小売市場とに分かれているというわけです。
顧客市場では、
個人が銀行に行き外貨を現金で買ったり、
トラベラーズ・チェックを発行してもらう時に使われるもので、
仲値で計算された相場で手続きされるものです。
仲値とは、
各銀行が午前10時頃に銀行間市場に出ている為替相場を基準に決めているもので、
仲値の条件の違いによって、
手数料が上乗せされたり差し引かれたりしてその日の為替相場が決定されています。
対顧客市場におけるその日の為替相場はそれぞれの銀行の裁量で決めるものですが、
基準となる為替レートは同じなので、大体同じ相場になるのが普通です。
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